はじめに
アパレルせどりをしていると、レディースの中古市場で一定の存在感を放つブランドの一つが「マックスマーラ(Max Mara)」です。
正直に言うと、私自身はマックスマーラを偉そうに語れるほどたくさん扱ってきたわけではありませんが、これまで仕入れた商品を見ると、3,000円以上の利益を取れた商品が複数ありました。
今回は、まだ数は多くないながらも実際に扱った実売データをもとに、マックスマーラのライン・タグの見分け方、そして狙い目のポイントについてまとめていきます。
マックスマーラというブランドについて
マックスマーラは、1951年にイタリアのアキーレ・マラモッティによって設立されたブランドです。「男性用だったコートを、女性のためのアイコニックなアイテムに生まれ変わらせる」という理念のもと、コートを軸にブランドを成長させてきました。
エレガントでタイムレスなデザインが特徴で、長く着用できる定番アイテムが多いのも魅力です。特にコートはブランドを代表するカテゴリーで、今回紹介する実売データでも利益を確保することができました。
ラインとタグの見分け方
マックスマーラには複数のライン・ブランドがあり、仕入れ・出品の際にはこの違いを把握しておくと相場感がつかみやすくなります。今回は、中古市場で見かけることの多い代表的なライン・ブランドを紹介します。
Max Mara|ブランドを代表するメインライン
マックスマーラを代表するメインコレクションです。ラグジュアリーな素材と、無駄のないシンプルなデザインが特徴で、タグは白タグと呼ばれます。
Max Mara Studio|赤タグのフェミニンライン
マックスマーラの中でも、フェミニンでエレガントなデザインを展開するラインとして知られています。カラーやシルエットに個性があり、コート・ドレス・スカートを中心に展開しています。
タグには「STUDIO」の文字が入った赤タグが使われており、中古市場でも比較的よく見かけるラインなので、仕入れの際はMax Maraと分けて相場を見るとよいでしょう。
Weekend Max Mara|手頃な価格帯のカジュアルライン
1983年に発表された、週末をイメージしたカジュアルコレクションです。「ウィークエンドマックスマーラ」「マックスマーラウィークエンド」など呼び方の語順が前後することがありますが、どちらも同じラインを指しています。Max Maraに比べて価格帯が手頃で、アパレルせどりでも比較的仕入れやすい印象があります。
MAX&Co.|トレンド感のあるカジュアルブランド
MAX&Co.(マックス アンド コー)は、マックスマーラを展開するMax Mara Fashion Groupのブランドの一つです。トレンドを取り入れたカジュアルウェアを中心に、コートやジャケット、ワンピース、ニットなど幅広いアイテムを展開しています。
中古市場でも比較的よく見かけるため、マックスマーラ関連の商品を探す際には一緒にチェックしておきたいブランドです。
Sportmax|スポーティ・モード寄りのブランド
Sportmax(スポーツマックス)は、スポーティな要素とモード感のあるデザインを取り入れたコレクションです。ジャケットやドレス、パンツ、ニットなど幅広いアイテムを展開しています。中古のせどりでは、Max Maraと同じ感覚で見るのではなく、アイテムごとのデザインや素材、状態を確認しながら相場を判断するのがおすすめです。
’S Max Mara|上質素材を使ったコンテンポラリーなライン
’S Max Mara(エス マックスマーラ)は、上質な素材を使ったウェアを中心に展開するコレクションです。コートやニット、ジャケット、パンツ、スカートなど幅広いアイテムがあり、ウールやカシミヤ、シルクなどを使った商品も展開されています。せどりでは、ライン名だけで判断せず、素材やデザイン、サイズ、状態と実際の販売相場を確認して仕入れを判断したいところです。
タグの色について
ライン紹介と合わせて、よく話題になるのが「タグの色」です。ここは正直なところ、情報源によって説明が微妙に食い違う部分でもあるので、確実性の高いものとそうでないものを分けてお伝えします。
- 白タグ:本家 Max Mara(ファーストライン)を示すタグ。これは多くの情報源で共通しており、信頼度は高めです。
- 赤タグ:Max Mara Studioを示すタグ。「STUDIO」の文字が入っているのが目印で、こちらも比較的共通した説明が見られます。
- 黒タグ・銀タグ:年代や商品によって仕様が異なるため、タグの色だけでラインや格付けを判断するのは避けたほうがよいでしょう。
中古品の仕入れでは、タグの色だけではなく、タグに記載されたブランド名・ライン名、素材、デザイン、状態、実際の販売相場を総合して判断するのがおすすめです。
私自身、タグの色についてはそこまで詳しいわけではなく、ネット上の情報を頼りに調べた範囲での紹介になります。白タグ・赤タグ以外は諸説あるという前提で、参考程度に見ていただけたらと思います。
マックスマーラで売れやすいアイテム・モデル
マックスマーラと聞いて、まず思い浮かべる人が多いのが「コート」です。
マックスマーラはコートをブランドの象徴として長く展開しており、現在も101801やテディベアなど、複数のアイコンコートを展開しています。
中古のアパレルせどりでも、まずチェックしておきたいのがコート類です。
101801(アイコンコート)
特に知っておきたいのが「101801」です。
1981年にアンヌ=マリー・ベレッタによってデザインされたモデルで、マックスマーラを代表するアイコンコート。現在も公式サイトで展開されている定番モデルです。
ウールとカシミヤを使ったモデルが代表的で、シンプルでタイムレスなデザインも特徴です。
中古品を仕入れる際は、モデル名だけで判断するのではなく、素材・カラー・サイズ・状態なども合わせて相場を確認したいところです。
テディベアコート
もう一つ知っておきたいのが「テディベアコート」です。
特徴的なボリューム感のあるシルエットと、柔らかな素材感が目を引くマックスマーラの人気アイテム。現在も公式のアイコン商品として展開されています。
ただし、テディベアコートのような人気モデルは仕入れ価格も高くなりやすいため、「人気がある=利益が取りやすい」とは限りません。
せどりでは、実際の販売相場に対してどれくらい安く仕入れられるかを見ることが重要です。
コート以外もチェックしたい
マックスマーラはコートのイメージが強いブランドですが、せどりではコート以外の商品もチェックしておきたいところです。
私自身、実際に仕入れて販売した商品の中では、白タグのテーラードジャケットやWEEKEND MAX MARAのスカートでも3,000円以上の利益を取ることができました。
特にジャケットは、コートと比べて仕入れ価格を抑えやすい商品もあるため、相場次第では狙いやすいアイテムだと感じています。
このあたりは、実際の販売データを後ほど紹介します。
どのモデル・ラインだから必ず売れるというわけではなく、仕入れ価格・素材・デザイン・サイズ・状態と販売相場をセットで見ることが重要です。
そのため、マックスマーラを見つけたら「コートだから」「白タグだから」と決めつけず、まずは実際の販売価格をリサーチしてみるのがおすすめです。

実売データで見る利益実例
実際に利益3,000円以上とれた実例をご紹介します。
① Max Mara カシミヤ混Aラインウールコート(白タグ)
- 販路:メルカリ
- 仕入価格:8,000円
- 販売価格:13,380円
- 利益:3,192円
- 利益率:23.9%
こちらはヤフオクでの電脳仕入れ。カシミヤ混のAラインコートで、冬本番の12月中旬に出品し、閲覧数といいねが早いスピードで伸び、年明け早々に売れました。コート類は仕入れ値自体が高くなりがちなので利益率はジャケット系より控えめですが、絶対額としてはしっかり3,000円以上を確保できました。
② Max Mara 白テーラードジャケット(白タグ)
- 販路:メルカリ
- 仕入価格:2,550円
- 販売価格:10,000円
- 利益:6,235円
- 利益率:62.4%
こちらもヤフオクでの電脳仕入れ。春夏用の背抜きジャケットで、仕入れ値2,550円に対して1万円で売れ、利益率62.4%と非常に優秀な結果でした。しかも出品翌日には売れており、テーラードジャケットという定番シルエットの強さを感じた商品です。
実はこの後同じようなサイズ違いの白ジャケットをおかわり仕入れし、小さめのサイズでしたがそれでも利益3,000円以上、利益率50%以上で売れました。
③ Max Mara WEEKEND デニムスカート
- 販路:ヤフーフリマ
- 仕入価格:1,550円
- 販売価格:6,500円
- 利益:4,090円
- 利益率:62.9%
ウィークエンドラインのデニムスカートで、こちらもヤフオク仕入れ。仕入れ値を抑えられたことで利益率は62.9%まで伸びました。Max Maraより手頃な価格帯のウィークエンドですが、状態の良いものを安く仕入れられればしっかり利益が取れることが分かる一例です。
今回紹介した3件では、ジャケットとスカートで利益率60%超えを達成できました。一方、コートは利益率23.9%だったため、「マックスマーラなら高利益率」というより、仕入れ価格をどこまで抑えられるかが利益を大きく左右するブランドと考えたほうがよさそうです。
仕入れ・出品時の注意点
- マックスマーラはイタリアンサイズ表記のアイテムが多いため、出品時は日本サイズとの対応も併記すると親切です
- 101801やテディベアコートのように型番・愛称が分かるアイテムは、タイトルや説明文に入れておくと検索性が上がります
- タグの色だけで判断せず、縫製や刻印など全体の作りや状態も見て判断するのが安心です
まとめ
マックスマーラは、私自身、扱った実績自体はまだ多くないものの、今回紹介した実売データでは、白タグのジャケットやWEEKEND MAX MARAのスカートで利益率60%超えを達成できました。一方でコートは利益率23.9%だったため、ブランドだけで判断するのではなく、仕入れ価格と商品の特徴を見極めることが重要だと感じています。コートは仕入れ値がかさむ分、利益率よりも絶対額で見る意識も大切です。
タグの色による見分け方は、白タグ・赤タグ以外はまだ情報が定まっていない部分もあるので、今後扱う中で実感が掴めたら随時アップデートしていきたいと思います。
マックスマーラ以外にも中古市場で人気が高いブランドは多数あります。
こちらの記事では初心者でも利益が出しやすいブランドをまとめています。

マックスマーラのような価値のあるブランドは、仕入れた後のお手入れや梱包でひと手間かけるだけで印象がぐっと良くなります。撮影・お手入れ・発送に必要な道具はこちらでまとめているので、ぜひ参考にしてください↓


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