はじめに
アパレルせどりでは、回転率を重視するならメルカリ、手数料を抑えたいならヤフーフリマ、楽天経済圏との相性を重視するならラクマがおすすめです。
ただ、実際に3社を使ってみると、手数料だけでは分からない「上位表示の仕組み」「評価方法」「出品商品の管理方法」などにも意外と大きな違いがありました。
私は先月からラクマを始めて、今はメルカリ・ヤフーフリマ・ラクマの3本立てでアパレルせどりを運用しています。
前回の記事では、メルカリとヤフーフリマの2社を比較しました。今回はそこにラクマを加えて、3社を比較していきます。

3社の基本スペック比較
まずは基本情報を一覧にまとめました。
| 項目 | メルカリ | ヤフーフリマ | ラクマ |
|---|---|---|---|
| 販売手数料 | 10% | 5% ※初心者向けに条件達成で90日間0%の特典あり | 10%〜4.5%の6段階(実績に応じて変動) |
| ユーザー数 | 非常に多い | メルカリより少なめ | ヤフマと同程度〜やや少なめ(体感) |
| 値下げ交渉 | 多い | 比較的少ない | メルカリと近い感覚(体感) |
| 回転率 | 早い傾向 | ややゆっくり | ヤフマと同程度の傾向(体感) |
| 評価方式 | 2段階(良かった/残念だった) | 購入者からのみ、出品者からの評価はできない | 3段階(よい/ふつう/わるい) |
| 上位表示の条件 | 100円値下げで上位に表示という説が定番 | ※2026年8月18日の仕様変更以降、明確な法則を確認できず(詳細は本文参照) | 3%以上の値下げで上位に戻ることを確認 |
| 出品中商品への導線 | 下部メニュー「出品」から一覧に行ける | 下部メニュー「出品」から一覧に行ける | 下部メニュー「出品」からは行けず、「マイページ」から |
| 客層の傾向 | 全世代・幅広いジャンル | 20〜40代・PayPayユーザー・日用品 | 楽天ユーザー・女性・ブランド品・美容コスメ |
ラクマはまだ取引実績が2件と少ないため、体感ベースの項目も多く含まれています。この点はご了承ください。
ラクマを使って気づいた、メルカリ・ヤフマとの違い5つ
先月からラクマを始めてみて、メルカリ・ヤフマに慣れた身からすると「あれ、ここ違うんだ」と感じるポイントがいくつもありました。ここでは実際に使ってみて気づいたことを、実体験ベースで紹介します。
コメント返信は「返信する」から書くとスムーズ
ラクマでコメントに返信するとき、新しくコメントを書くのではなく、届いたコメントの「返信する」ボタンから書くと、「〇〇様」とデフォルトで名前が入った状態で返信できます。インスタのリプライ機能に近い感覚です。
目立つ機能ではありませんが、複数のコメントに返信する場面では意外と便利で、メルカリ・ヤフマにはない仕様だなと感じました。
評価が3段階(よい・ふつう・わるい)
ラクマの評価は「よい」「ふつう」「わるい」の3段階です。メルカリは「良かった」「残念だった」の2段階で、しかも取引評価は出品者・購入者どちらからもできる仕様ですよね。
「ふつう」という選択肢があるのは、メルカリだと少しでも気になる点があると「残念だった」を選ぶかどうか悩むことがありますが、私は「ふつう」があることで、評価する側もされる側も少し気が楽になるように感じました。
ちなみにヤフマは購入者からのみ評価する仕組みで、出品者から購入者への評価はできない仕様になっています。3社それぞれ評価の仕組みが違うのは、意外と知られていないポイントかもしれません。
余談ですが、実はメルカリも昔は「良い」「普通」「悪い」の3段階評価でした。2020年6月に「普通」が廃止されて、現在の2段階評価になった経緯があります。フリマアプリ歴が長い身としては、当時「普通」がなくなったニュースを見た記憶があるので、ラクマの3段階評価を見て「あ、これ昔のメルカリだ」と懐かしい気持ちになりました。
更新日が個別ページを開かないとわからない
ラクマは、商品一覧の画面では前回の更新日がひと目でわからず、個別の商品ページを開かないと確認できません。メルカリ・ヤフマだと一覧上である程度把握できるので、複数の商品を管理していると、「あれ、この商品いつ値下げしたっけ?」と個別に開いて確認する手間が増えました。
出品数が多い人ほど、この地味な違いはストレスになりそうです。
値下げと上位表示は「3%」がカギ(検証済み)
メルカリだと「100円値下げすると新着順の上位に表示される」というのが定番の話で、私自身でも検証したことがあり、100%ではないもののほとんどの商品が上位表示されるのを確認しました。
メルカリの100円値下げについてはこちらの記事も参考にしてください↓

ラクマでも同じ感覚で最初100円値下げを試したところ、上位表示されるように感じました。
ただ、いろいろ調べてみると、ラクマは定額(100円)ではなく、定率「3%以上の値下げ」で上位表示されやすいという情報を見かけました。そこで実際に価格帯を変えて検証してみたところ、
- 2,000円台の商品:100円値下げ(約5%)→ 上位表示された
- 1万円以上の商品:100円値下げ(約1%)→ 上位表示されなかった
- 1万円以上の商品:3%以上値下げ → 上位表示された
という結果になり、たしかに100円ではなく3%が境目になっていそうだと確認できました。最初「100円値下げで上位表示される」と感じていたのは、たまたま自分が試した商品が3%前後の価格帯だったからだと思われます。
ちなみにヤフマについては、1円値下げしただけでタイムライン上位に戻ることを実際に検証しています。
【2026年8月18日追記】
ヤフーフリマから「商品情報変更時の表示順について」の仕様変更のお知らせがあり、値下げによる上位表示の仕組みが変わったようです(詳細なロジックは非公開)。実際に試してみたところ、1円・10円・100円の値下げでは上位表示されず、3%の値下げでも上位表示されるケースとされないケースがあり、明確な法則は掴めませんでした。ヤフーフリマについては以前のように「◯円(◯%)値下げすれば必ず上位表示される」とは言い切れなくなった、というのが現時点での実感です。
3社を比較すると、
- メルカリ:100円値下げが目安
- ヤフマ:
1円値下げでも即反映 - ラクマ:3%以上の値下げが目安
と、同じ「値下げで上位表示」でも仕組みがバラバラなのが面白いところです。
出品中の商品一覧への導線が違う
アプリ下部のメニューは、メルカリ・ヤフマ・ラクマ共通で真ん中に「出品」ボタンがありますが、メルカリとヤフマはそこから出品中商品の一覧に行けるのに対し、ラクマは「出品」からは行けず、「マイページ」の中の「出品した商品」からアクセスする仕様になっています。
メルカリ・ヤフマの操作に慣れていると、最初は「あれ、出品した商品どこ行った?」と地味に迷いました。
手数料・回転率・客層の違い
手数料はラクマが変動制
メルカリは一律10%、ヤフマは一律5%と分かりやすいのに対し、ラクマは10%〜4.5%の6段階で、販売実績に応じて変動する仕組みです。私自身、初めての取引では販売手数料10%が適用されました。ラクマは販売実績に応じて手数料が下がっていく仕組みなので、最初はメルカリと同じ10%ですが、実績を積めば4.5%まで下げることができます。
判定対象期間の販売回数・販売金額に応じて、適用される販売手数料が決まるという仕組みなので、実績次第でお得になっていきそうです。
回転率はメルカリが頭ひとつ抜けている印象
回転率の速さで言うと、体感ではメルカリが一番早く、ヤフマとラクマは同じくらいの印象です。ラクマはまだ2件しか売れていないのでサンプルとしては少ないですが、今のところヤフマと近い感覚で運用できています。
客層はラクマならではの特徴も
ラクマは楽天経済圏との相性がよく、ブランド品や美容コスメなどの商品とも親和性が高い印象があります。メルカリが全世代・幅広いジャンルに強く、ヤフマがPayPayユーザー・日用品に強いのと比べると、ラクマは楽天経済圏のユーザーという独自の客層を持っていそうです。
ラクマの客層については、まだ私自身の取引件数が少ないため断定できません。ただ、楽天ラクマというサービスの性質上、楽天ユーザーとの親和性は高そうです。今後取引数が増えてきたら、アパレル購入者の傾向についても追記したいと思います。
こんな人にはどれがおすすめ?
結論、アパレルせどりなら、基本はメルカリを軸にして、商品によってヤフマ・ラクマを使い分けるのがおすすめです。
メルカリがおすすめな人
- とにかく早く売りたい
- 初心者
- 出品数を増やして回転させたい
ヤフーフリマがおすすめな人
- 利益率を重視したい
- 値下げ交渉を減らしたい
- ある程度販売経験がある
ラクマがおすすめな人
- 楽天ポイントや楽天キャッシュをよく使う
- 楽天経済圏のユーザーに商品を届けたい
- メルカリ・ヤフマ以外にも販路を増やしたい
- 評価やコメントのやり取りに気を使いたい人
まとめ
3社を実際に使ってみると、手数料だけでなく、売れやすさや値下げの仕組み、評価方法、商品の管理方法まで、それぞれに違った特徴があることがわかりました。
アパレルせどりなら、まずはメルカリを軸にしつつ、ヤフーフリマやラクマも商品や自分の運用スタイルに合わせて使い分けるのが、今のところ私には合っていると感じています。
ラクマについては、まだ取引実績が少ないので、今後さらに使い込んでいけば、今回の記事ではわからなかった新しい発見も出てきそうです。
これからも3社を実際に使いながら、売れ方や客層などの違いを検証して、わかったことがあればこの記事にも追記していきたいと思います。


コメント