はじめに
アパレルせどりをやっていると、必ずと言っていいほど出会うブランドが「ラルフローレン」です。ポニー刺繍を見れば誰でもわかるくらい知名度が高く、フリマアプリでも常に一定の需要があります。
結論から言うと、ラルフローレンはレディースせどりでも十分狙えるブランドです。特にシャツ・ケーブルニット・カシミヤ素材などは利益を出しやすく、安定して利益を積み上げられます。
私は実際にこれまで39点のラルフローレン系アイテムを扱ってきました。一般的には「ポロ ラルフローレン」が知名度・流通量ともに最も高いラインですが、自分の実績を集計してみると、一番数をこなしていたのは「ポロ」ではなく「ラルフローレン」ラインでした。
今回は、この実体験の数字ももとにしながら、ラルフローレンの各ラインの特徴と、アパレルせどりでの狙い目について解説していきます。
ラルフローレンというブランドについて
「ラルフローレン」は、1967年にラルフ・ローレン氏がネクタイの販売からスタートさせたブランドです。アメリカントラッド、いわゆる「アメトラ」を代表するブランドとして、今も世界中で高い知名度を誇っています。
ややこしいのが、「ラルフローレン」という名前が
- ブランド全体(会社)の総称としての「ラルフローレン」
- その中の1ライン(「POLO」の表記がないライン)としての「ラルフローレン」
の両方の意味で使われている点です。せどりをする上では、この「総称」と「ライン名」の違いを意識しておくと、タグを見たときに混乱しにくくなります。
今回は、私が実際に仕入れ・販売の経験があるラインに加え、レディースアパレルせどり界隈でよく名前が挙がる1ラインを加えた、以下の4ラインについてご紹介します。
- ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)
- ラルフローレン(RALPH LAUREN)
- ラルフローレンスポーツ(RALPH LAUREN SPORT)
- ローレン ラルフローレン(LAUREN RALPH LAUREN)
レディースアパレルせどりで見かけるラルフローレン系ライン一覧
POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフローレン)|知名度No.1の定番ライン
ラルフローレンと聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、このポロ ラルフローレンだと思います。左胸のポニー刺繍ロゴが象徴的で、ラルフローレンの中でも中心となるメインラインです。
特徴
- ポニー(ポロ選手)の刺繍ロゴが目印
- 中間価格帯で、幅広い年齢層に浸透している
- ポロシャツ・カジュアルシャツ・ニットなど、デイリーユースのアイテムが中心
- 古着市場での流通量が一番多い
👉 流通量が多い分、相場の上下も激しいラインです。ただ私の実感では、象徴的な「ポロシャツ」自体はせどりとしてはあまり利益が出にくい印象で、実際に扱う数もそこまで多くありません。ポロ ラルフローレンを狙うときは、ポロシャツよりもシャツ(ボタンダウンなど)の方が良い状態で仕入れられることが多く、結果として利益にもつながりやすいと感じています。
RALPH LAUREN(ラルフローレン)|実は狙い目の上品ライン
「ラルフローレン」というPOLOの表記がないタグのラインは、カジュアル中心のPOLO RALPH LAURENに対し、より上品なテイストのアイテムが多いラインです。きれいめ・オフィスカジュアルにも使えるようなアイテムが多い印象です。
特徴
- ポロよりも上品なラインという位置づけ
- ポニー刺繍が入っているアイテムもあるが、ポロよりロゴ主張が控えめでシンプルなデザインが多い傾向
- きれいめ・オフィスカジュアル系のアイテムが中心
👉 ロゴがドーンと主張しない分、「これラルフローレンなんだ」と気づかれにくいアイテムもありますが、私の実感としては、このラインが一番仕入れ〜販売までスムーズに進むことが多いです。派手すぎず、きれいめコーデにも合わせやすいのが、フリマアプリでの需要にもつながっているのだと思います。
RALPH LAUREN SPORT(ラルフローレンスポーツ)|数は少ないが根強い人気のライン
3つ目は「ラルフローレンスポーツ」です。もともとはポロスポーツのウィメンズラインとして展開されていたラインで、スポーティなテイストが特徴です。
特徴
- スポーティ・カジュアルなデザインが中心
- 展開期間が限られていたため、古着の流通量自体が少ない
- 見つかったときの希少感がある
👉 私の実績でも39点中3点と、扱った数自体は一番少ないラインです。このラインを探しにいくというより、ポニー刺繍がついていて、ブランドを見たらラルフローレンスポーツだったくらいの感覚で、結果的にこのラインだったということが多い印象です。
LAUREN RALPH LAUREN(ローレン ラルフローレン)|レディースでよく名前が挙がるエレガントライン
4つ目は「ローレン ラルフローレン(LAUREN RALPH LAUREN)」です。ポロ ラルフローレンやラルフローレンスポーツと同じように、ラルフローレンというブランドの中の1つの独立したラインで、レディース向けに展開されています。
正直に言うと、私自身はまだこのタグのアイテムを扱ったことがありません。ただ、レディースアパレル系のYouTubeなどでもよく名前が挙がるラインで、認知度・注目度の高さは感じています。
特徴
- レディース向けに展開されている独立したライン
- 上品でエレガントなテイストのアイテムが多いとされる
- 比較的手に取りやすい価格帯とされる
👉 私自身の実績がまだない分、詳しい相場感などは今後の経験を踏まえて追記していきたいと思っています。もしこのラインを扱ったことがある方がいたら、ぜひ感想を聞いてみたいラインです。
実売データで見る「本当に売れているライン」と高利益アイテム
これは私が実際にこれまで扱ったラルフローレン系アイテム、合計39点を集計した内訳です(ローレン ラルフローレンは扱った実績がないため、この集計には含まれていません)。
| ライン | 点数 | 割合 |
|---|---|---|
| ラルフローレン(「POLO」表記なし) | 24点 | 約61.5% |
| ポロ ラルフローレン | 12点 | 約30.8% |
| ラルフローレンスポーツ | 3点 | 約7.7% |
ライン別に主な取扱アイテムを見てみると、それぞれこんな傾向があります。
- ラルフローレン(「POLO」表記なし):シャツ、マフラー、アウター系が中心
- ポロ ラルフローレン:シャツ、マフラーが中心
- ラルフローレンスポーツ:シャツが中心
どのラインでも、やはり「シャツ」が主力アイテム。それに加え、冬はマフラーやアウター系も扱っています。一方、ポロシャツはワンポイントロゴのイメージが強い分、状態の見極めが難しかったり、利益が取りづらかったりすることが多いので仕入れの主力にはなっていません。
「ポロ ラルフローレン」が一番の主力ラインと思われがちですが、実際に振り返ってみると、一番数をこなしていたのは「POLO」表記なしの「ラルフローレン」ラインでした。
利益額についても、バーバリーのように一点で大きく稼げる「爆益」タイプというよりは、1点あたり2,000〜3,000円ほどの利益を着実に積み上げていくタイプのブランドだと感じています。ポニー刺繍があり、汚れやダメージがなければ、まず間違いなく売れるという安定感が、ラルフローレンの一番の強みです。
そこに、カシミヤやリネンなど素材の良いアイテムだと、通常より高値がつきやすくなります。「定番で確実に売れる」という土台があるからこそ、素材の付加価値がそのまま利益の上乗せにつながりやすいブランドだと思います。
実際に利益3,000円以上とれた実例をご紹介します。
① ポロラルフローレン カシミヤ100% ケーブルニットカーディガン
- 販路:メルカリ
- 仕入価格:1,980円
- 販売価格:9,980円
- 利益:6,852円
- 利益率:68.7%
こちらはカシミヤ100%なのに仕入価格1,980円で、しかも人気のケーブルニット。セカンドストリートで見つけたときには安すぎるので何か虫食いやダメージがあるのではないかと何度も検品しましたが問題ない良品。ポニー刺繍は無いデザインだったので店員さんの値付けミスなのか、とにかく見つけられてラッキーでした。出品当日に売れたので、私の値付けもミスったかもしれません(汗)おそらく1万円以上でも売れた商品でした。
② ポロラルフローレン カシミヤ・アルパカ混 マルチカラーニット
- 販路:メルカリ
- 仕入価格:7,975円
- 販売価格:15,380円
- 利益:5,117円
- 利益率:33.3%
こちらはヤフオクでの仕入れ。ポニー刺繍はないものの、カラフルなマルチカラーと裾がスカラップになったおしゃれなデザインのニットで、リサーチの結果、同じものが16,000円前後で売れていた実績があったため仕入れました。出品から9日で売れ、狙い通りしっかり利益が取れた商品でした。
③ ラルフローレンスポーツ ケーブルコットンカーディガン
- 販路:メルカリ
- 仕入価格:2,815円
- 販売価格:6,780円
- 利益:3,072円
- 利益率:45.3%
こちらもヤフオクで仕入れ。コットン素材の長袖カーディガンでデザインも素材も春にピッタリなうえに、ケーブル編みで胸元にポニー刺繍という確実に売れる要素が詰まったアイテムでした。結果的にラルフローレンスポーツのタグだったという商品です。
④ ポロラルフローレン 長袖コットンレギュラーシャツ
- 販路:メルカリ
- 仕入価格:550円
- 販売価格:4,200円
- 利益:3,015円
- 利益率:71.8%
こちらはセカンドストリートで、胸元にポニー刺繍があるわかりやすい商品で、何もダメージがないのになぜか550円で仕入れられた商品です。仕入れが安ければシャツでもしっかり利益を積んでいけます。
こうして見ると、大きな利益を出しているのはやはりカシミヤやケーブル編みなど、素材や編み方に特徴のあるニット・カーディガン類でした。①のカシミヤカーディガンは仕入れ値1,980円に対して純利益6,852円と、利益率も68.7%と非常に優秀な数字です。一方でシャツは仕入れ値自体を安く抑えられれば、④のように利益率70%超えも狙えます。
「シャツやマフラーで着実に積み上げつつ、ニット・カーディガン系で状態の良いもの・素材の良いものに出会ったときにしっかり利益を狙う」というのが、私の中でのラルフローレンとの付き合い方です。
季節別の狙い目アイテム
ラルフローレンは季節によっても狙い目のアイテムが変わってきます。
- 夏:コットンシャツ、ブラウス(リネンが入っているとなおよし)
- 冬:ニットやマフラー、アウター(カシミヤが入っているとなおよし)
- 通年で見つけたら要チェック:ケーブル編みのニット。人気は高いのですが、なかなか良い状態のものに巡り合えないアイテムでもあります。夏はコットン素材、冬はウール、カシミヤなど、とにかくラルフローレンのケーブル編みは強いので、見つけたら要チェックです。
ラルフローレンを仕入れるときの注意点
- 一番大事なのは状態のチェック。襟や袖口の黄ばみ、毛玉、生地のダメージなどは、定番ブランドだからこそシビアに見られやすい
- ポニー刺繍があっても、よく見るとラルフローレンではない別ブランドのアイテムということもある。「ポニー刺繍=ラルフローレン」と即断せず、タグやロゴの作りをしっかり確認する
まとめ
- ✔ 実際の仕入れの現場では、タグをじっくり確認するというより「ポニー刺繍を見つけたら反応する」→結果的にそれがどのラインだったか判明する、という流れが多い
- ✔ 見つけたときにまず大事なのは、ラインの見極めよりも状態(襟や袖口の黄ばみ、毛玉、生地のダメージなど)のチェック
- ✔ 取扱量が多いのはシャツで、大きな利益というよりも着実に2,000〜3,000円ほどの利益を積む在庫要員。大きな利益を狙うには状態のよいケーブルニットを見つけたい。
まずは店舗でポニー刺繍を見つけたら、状態の確認とリサーチをしてみてください。
ラルフローレンは一撃で大きな利益を狙うブランドではありませんが、状態の良いシャツやケーブルニットを積み重ねることで、安定して利益を出しやすいブランドです。特にレディースコーナーでは見落とされることも多いため、店舗で見かけたらぜひタグと素材を確認してみてください。
ラルフローレン以外にも中古市場で人気が高いブランドは多数あります。
こちらの記事では初心者でも利益が出しやすいブランドをまとめています。

ラルフローレンのような価値のあるブランドは、仕入れた後のお手入れや梱包でひと手間かけるだけで印象がぐっと良くなります。撮影・お手入れ・発送に必要な道具はこちらでまとめているので、ぜひ参考にしてください↓



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